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TOUR de TOHOKU 2016

【安全な大会に向けて(2)】サイクルショップで大会前点検をしよう

2016年8月10日

ライダーのみなさんが安全に走行できる大会を目指すツール・ド・東北では、ライダーのみなさんに大会当日に向けて準備してもらいたいことをまとめた連載企画をお届けします。

今回、連載第2弾では、「サイクルショップでの大会前点検の重要性」について、ツール・ド・東北 フレンズで、バルセロナ五輪・ロードレース日本代表、「なるしまフレンド」神宮店店長の藤野智一さんにアドバイスをいただきました。

初心者・ベテラン問わず、すべてのライダーのみなさんに、下記を念頭に、大会当日を迎えていただきたいと思います。

みなさんこんにちは、藤野智一です。前回はツール・ド・東北のライダーのみなさんが大会当日に向けてどのような自転車、装備を選べばよいのかをアドバイスしました。

今回は、みなさんの自転車を大会前にサイクルショップで点検してもらうことの重要性について述べさせていただきました。また、大会当日までどのように練習をしたらよいかもお伝えしております。ぜひ参考にしてみてください。

ツール・ド・東北 フレンズ 「なるしまフレンド」神宮店店長 藤野智一さん

サイクルショップで事前点検を

前回お話ししたとおり、安全な走行のためにはしっかりと自転車の装備を行うことが重要ですが、ライダーのみなさん全員にお願いしたいのは、サイクルショップでの大会前点検です。

ツール・ド・東北の大会前に、ぜひご自身の自転車をサイクルショップに持ち込み、安全にコースを走行できるかどうか、プロに点検してもらってください。ツール・ド・東北でも事前のサイクルショップでの点検を強く推奨しています。
日ごろ数多くの自転車に接しているプロが点検すると、事前に不具合を検知できることもあります。たとえば、みなさん自身でブレーキがちゃんとかかる、と思っていても、プロが点検するとちょっとした違和感が感触でわかり、じつは内部でブレーキの線が切れ掛かっていた、と分かるケースもあります。

チェーンの状態を点検する藤野さん

大会前点検は、大会当日の2週間~1週間前ぐらいに行うのをおすすめします。
いきなりショップに来店するのではなく、事前に電話で連絡をしましょう。他店で購入した自転車でも問題ないかなどをその際に相談してみてください。

点検は、パーツ交換など生じなければ、通常1回1500円~2000円(パーツ交換の場合は別途実費)、30分程度で終わるのではないでしょうか。

ブレーキやギア、タイヤ、チェーン、ねじの状態など、あらゆる箇所をプロが点検してくれます。

私たちのサイクルショップ「なるしまフレンド」でもレース前点検、大会前点検を実施しています。「ツール・ド・東北に参加するので事前に点検してください」というお客様も多くいらっしゃいますよ。ツール・ド・東北が用意する大会用の「事前車両整備シート」でチェックしてもらうのもよいと思います。ぜひ気軽にサイクルショップに問い合わせてみてください。

大会参加を控えたライダーのみなさんへ

大会開催まであと1カ月半となりましたね。みなさん走るコースは自分のレベルに応じて選択されているとは思いますが、やはり何もしないで行くと大変なことになります。体調が悪くなって走れなくなってしまったら一番悲しい。そうならないためにも、また、コースをちゃんと楽しむためにも、少しでも良いので時間のあるときに自転車に乗ってほしいと思います。
ただ、「練習」だと思うと構えてしまいますよね。私は「今日は2時間走ろう」ではなく、たとえば「今日はあのおいしいパン屋さんまで走ってみよう」とか、何か楽しい目標を作って走ってみると良いのではないかと思っています。たとえ大会のためであっても、日々何か楽しみを見つけて走って欲しいですね。

そして、その楽しみを連続して味わえるのがツール・ド・東北です。20kmごとにエイドステーションがあり、おいしい地元の食べ物をいただくことができますから(笑)
ツール・ド・東北へは私も第1回大会から参加していますが、各エイドステーションで地元の人たちと交流しながら、特産物をいただく楽しさは特別です。また、どこを走っていてもみんなが応援してくれる。レースではない大会のよさを、みなさんにもぜひ実感してもらいたいと思います。

藤野智一さんのプロフィール

バルセロナ五輪・ロードレース日本代表/なるしまフレンド神宮店店長

1967年1月25日生まれ。東京都国分寺市出身。
家業の理容師として働きながら、初めて参加した自転車のロードレースで優勝。
これがきっかけで本格的にレース参加を決意。仕事を辞め「なるしまフレンド」でアルバイトしながら、ロードレースに参加。
オリンピック出場、1998年、1999年全日本ロードレースチャンピオンとなる。
ブリヂストンアンカーの選手、監督を務め、2012年「なるしまフレンド」に入社。
自転車の乗り方、楽しみ方をより多くの方に伝えるイベントの参加と企画を提案しています。