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TOUR de TOHOKU 2016

【安全な大会に向けて(4)】コースの道路状況、走行上の注意点など

2016年8月31日

ライダーのみなさんが安全に走行できる大会を目指すツール・ド・東北 2016では、みなさんに大会当日に向けて準備していただきたいことをまとめた連載企画をお届けします。

今回、連載第4弾では、ツール・ド・東北のコースを走行する際に気をつけたい、道路状況、スタッフの役割、緊急災害時の行動についてお伝えします。

コース上の各地では、東日本大震災からの復興作業が行われています。大型工事車両の往来の多い復興作業現場もコースに含まれておりますので、ライダーのみなさんには、下記をしっかりと把握した上で、走行には細心の注意を払うようにしてください。

コースを走るときの注意点

道路状況編

ツール・ド・東北のコースを走る上で一般的に注意すべき道路状況についてまとめました。

各コース上の具体的な危険箇所などについては、大会受付時に配布される「コースマップ」や各エイドステーションで必ず事前に確認してください。

路面のひび割れ、砂利

東日本大震災の影響で、コース上の路面の一部では、割れうねりなどが生じているところや、砂ぼこり飛び石が発生する可能性があるところ、路肩が不安定な場所もあります。また、復興作業で土砂を運ぶダンプカーなどが多く走行しているため、砂利や小石が路面に散り、スリップやパンクにつながりやすい箇所もあります。

特に注意して走行してほしい箇所では立哨クルーが黄色い旗を振るなど、主催者側でも注意喚起を行う予定ですが、ご自身でも周りの状況をよく確認し、安全走行に努めてください。

また、エイドステーションは地面に砂利が敷かれている場所もあります。パンクを防ぐためにも、そのような場所では、自転車から降りて手で押して進んでください。

自動車、トラックなど

ツール・ド・東北は、基本的に交通規制されていない公道のコースを走る大会です(※牡鹿半島チャレンジグループライドのみ、一部交通規制を行います)。

道幅が狭く、自動車やトラックと接近しやすい箇所もありますので、十分に注意してください。

また、牡鹿半島チャレンジグループライドのコースでは鹿が道路に飛び出す可能性もあります。注意ください。

トンネル

ツール・ド・東北は他のサイクルイベントと比べてトンネルが多い大会です。
トンネルに入る手前にフロントライトテールテールライトを必ず点灯してください。
また、視界をできるだけ確保するためにも、サングラスははずしましょう。

フロントライト、テールライトに関しては、トンネル以外の場所でも、車からの視認性を高くするために常に点灯することを推奨します。

早朝よりスタートするツール・ド・東北では、霧が立ち込める中を走行することもあります。
霧が発生している箇所ではライトを必ず点灯し、対向車には十分気をつけてください。
また、カーブのときは特にスピードを落として走行してください。

二段階右折

気仙沼フォンド、および、南三陸フォンドでそれぞれ2箇所ずつ、二段階右折が必要となる箇所があります。
二段階右折の場所では、道路交通法を順守し、立哨クルー、警備員、警察の指示に従って走行してください。

コース上スタッフ編

コース上にはライダーの安全な走行をサポートするスタッフが配置されています。主なスタッフについて以下でご紹介します。
スタッフの指示には従い、また、メカニックおよび体調のトラブルがあったときはスタッフに声をかけてください。

ライダーを誘導「立哨クルー」

コース上の危険箇所、注意箇所、曲がり角には、約200人の立哨クルーが立ってライダーを誘導します。

スピード違反、隊列、装備に不備があった場合、黄色い旗と笛で注意するので、この人たちの指示には必ず従ってください。

コース上を走って安全を管理「走行管理ライダー」

ライダーの安全を守る約100人の走行管理ライダーは、コース上でビブスを着て走行しています。

パンクしたり、チェーンが外れたりした場合などの簡単なメンテナンスは、走行管理ライダーが対応します(有料)。
また、走行管理ライダーは救急の講習も受けています。体調のトラブルが生じたときも走行管理ライダーに声をかけてください。

もし走行管理ライダーが対応できないようなメカニックトラブル、体調不良が発生した場合は、走行管理ライダーがそれぞれメカニックカーを呼んだり、救護カーを呼ぶなどの対応をします。

いずれにせよ、コース上でトラブルを発見したら、まずは走行管理ライダーに声をかけてください。

また、走行管理ライダーは安全な走行をサポートするため、スピード違反、隊列、装備に不備があった場合は立哨クルーと同様に注意をしますので、その指示には必ず従ってください。

自転車トラブルの応急措置「メカニックサポート」

スタート会場や主要エイドステーションに常駐しているほか、コース上をメカニックカーが6~7台走ります。
走行管理ライダーが対応できないようなメカニックトラブルを対応します(有料)。

オフィシャルメカニックサポートは、株式会社シマノ、井上ゴム工業株式会社、株式会社ジャイアントにより提供されます。

医師や看護師による応急手当「救護」

各エイドステーションに常駐しているほか、救護カー、救護バイク、救護ライダーがコース上を巡回しています。
転倒や接触などで身体の応急手当が必要になった場合は、走行管理ライダーやエイドステーションのスタッフに声をかけてもらえれば、救護スタッフが対応します。

しかし、明らかに重篤な症状の人を見かけたら、即時119番で救急車を呼んでください。

救護スタッフは石巻赤十字病院の医師、看護師の方々を中心に構成されています。

やむをえずリタイアの場合は……「収容バス・自転車収容トラック」

制限時間内にゴールできなかったとき、また、途中で体調不良になったり、自転車が走行不可能になったりしたときは、ライダーのみなさんを収容バスで石巻会場までお送りします。
自転車は自転車収容トラックに積み、同じく石巻会場まで搬送します。

ただし、収容バス・収容トラックは、コース上でリタイヤ者を順次収容しながらゴール会場へ向かいます。バス乗車からゴール会場へ戻るまでの乗車時間が長くなることがありますので、あらかじめご了承ください。

緊急時編

大会開催中に地震や津波をはじめとする自然災害が発生した場合の行動をまとめました。大会受付時に配られる「避難マニュアル」は事前にしっかりと読んでおいてください。

(写真:アフロ)

地震・津波

自治体からの避難指示が出た場合は、すぐにそれに従い避難してください。

また大会からの避難開始の合図として、コース上にいる立哨クルーが発炎筒を点火します。
発炎筒の付近に最寄の避難場所を指示した地図が置かれますので、案内にしたがって避難してください。

牡鹿半島チャレンジグループライド、手ぶらdeラクラク石巻周遊ライドついては、走行管理ライダーおよびスタッフから避難開始の指示が出ます。

大会受付時に「避難マニュアル」が配られますので、スタート前によく読んでおいてください。

自転車に落雷するケースがありますので、雷が鳴り始めたら、すぐに停止して、自転車から離れてください。
建物の中は比較的安全な場所になります。近くに安全な空間がない場合は、電柱、煙突、鉄塔、建築物などの高い物体のてっぺんを45度以上の角度で見上げる範囲で、その物体から4m以上離れたところ(保護範囲)に退避します。
また、高い木の近くは危険です。木のすべての幹、枝、葉から最低でも2m以上は離れてください。
姿勢を低くして、持ち物は体より高く突き出さないようにします。雷が止み、20分以上経過してから安全な空間へ移動します。
(国土交通省、気象庁ホームページから引用)

みなさん一人ひとりの安全な走行のためにも、平常時も、緊急時も、いずれも、コース上のスタッフの指示に従って行動してください。