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TOUR de TOHOKU 2016

【ツール・ド・東北を支える人々】井上ゴム工業、シマノ、ジャイアントによるテクニカルサポート

2016年9月1日

ツール・ド・東北のライダーのみなさんのメカニック・トラブルをサポートする、テクニカル・サプライヤーパートナー。

2013年の第1回大会よりご協力いただいている、井上ゴム工業株式会社、株式会社シマノ、株式会社ジャイアントのご担当のみなさんに、会場でのテクニカルサポートについて、また、ツール・ド・東北への思いをうかがいました。

アイ・アール・シー 井上ゴム工業株式会社

荒木拓也さん(グローバルタイヤ事業部営業本部企画室企画チームリーダー)

私たちは二輪車用のタイヤ、チューブの専門メーカーとして、ライダーのみなさんのタイヤ、チューブの交換、タイヤ空気圧の調整などでサポートさせていただいています。また、エイドステーションや走行管理ライダーへの緊急用タイヤ、チューブの提供などもしています。

私どもアイ・アール・シーの本社は名古屋市ですが、生産工場が宮城県栗原市にあります。東日本大震災以降、工場の地元である東北の復興に協力したいという思いから、ツール・ド・東北に参加しています。
大会当日は、工場で製品開発に関わるスタッフと、名古屋・東京からの営業スタッフが駆けつけてサポートします。

コースは勾配がきつい箇所もありますし、また地震の影響で荒れているところもあります。
タイヤの空気は私どものブースに入れに来てもらえればいいですが、イベントを心配なく、思いきり楽しめるように、車両とご自身の体調の事前管理はしっかりお願いしますね。

荒木拓也さん
2015年大会の井上ゴム工業社ブースの様子

株式会社シマノ

藤井直明さん(シマノセールス株式会社 販売促進課課長)

2015年大会のシマノ社ブースの様子

私どもは自転車の部品メーカーとして、石巻・気仙沼会場のブースでライダーのみなさんの自転車の不具合チェック、コース上でのメカニック・サポート全般を行っています。当日は、大阪の本社と東京の営業所からスタッフが出向いています。スタッフの中には震災直後から東北の販売店をまわっている営業担当もおり、少しでも現地の復興に協力できるなら、という思いが強いようです。

シマノは年間何十という自転車イベントに参加、サポートしていますが、ツール・ド・東北に参加して驚くのは沿道の応援の人たちの数の圧倒的な多さです。小さいお子さんからお年寄りまで、ここまで地元の方のみなさんの思い入れが伝わってくる大会もほかにないのではないでしょうか。勇気を与えに来ているのか、勇気をもらいに来ているのか、私も実際に参加してみて分からなくなりましたね。

コース上を走るシマノ社のメカニックカー
われわれは大会前日と当日にメカニックのサポートをさせていただきますが、それはあくまで安心して大会に臨んでもらうためだと考えており、本来整備というのは事前にみなさんで行ってきてもらうもの。以前、「最近調子が悪いので見てもらえますか」とブースに来られた方がいて、後ろに並んでいる本当にメンテナンスを必要としている方にサポートが行き渡らなかった、ということがありました。
会場でも突然のトラブルに対しては、極力安全に走れる状態にはさせていただきますが、機材を使うスポーツであるという点をしっかりと理解した上で、事前のメンテナンスはきっちりしてきてもらいたいですね。

せっかく参加されるのですから、安全に、ケガなく、楽しく走っていただきたい。今年も裏方として、一生懸命サポートさせていただきたいと思っています。

株式会社ジャイアント

渋井亮太郎さん(広報担当)

渋井亮太郎さん

ジャイアントジャパンは震災後、東北の岩手県北上市、福島県いわき市にストアを出店しました。また、宮城などの被災3県に計1,000台の自転車を提供するなど、サイクルスポーツの楽しみを通じて東北を支援したいと考えてきました。

ツール・ド・東北では、第1回大会から、本社スタッフ、修理対応メンバー10名程度が会場のブース、メカニックカーによるサポートなどを行っています。昨年は東北のジャイアントストアのメンバーも参加しました。社としてもできるだけ全員にこのイベントを体験してもらいたいので、毎年ローテーションを組んで人員を配置しています。
スタッフ一人ひとりも、とても意義のあるイベントだと感じており、参加できるやりがいと手ごたえを実感しているようです。

今年で大会は4回目ですが、年々運営面をはじめサイクリングイベントとして進化している印象は受けますね。主催者や地元のボランティアがみんなで一緒に作っているイベント、という感じがします。

2015年大会のジャイアント社ブースの様子
この大会はあくまで復興支援を目的とするイベント。ライダー自身も、ただ自転車でコースを走りたい、という「お客さま」的な感覚では来るべきではないと思っています。参加者一人ひとりが努力して大会を盛り上げる立場だという心構えを、どこかにちゃんと持って参加してもらいたいですね。

また、復興支援を目的とする大会という点では、これからも開催を末永く継続していくために、われわれもほかのイベント以上にケガや大きな事故を起こさない、という意識を強くもってサポートしてきました。

ジャイアントは自転車のビギナーのみなさんを応援しています。サイクリングライフを長く楽しんでいくための機会のひとつとして、ツール・ド・東北をみんなで盛り上げていければと思っています。