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TOUR de TOHOKU 2016

【ツール・ド・東北を支える人々】コース上の安全を守る、走行管理ライダー&立哨クルー

2016年9月14日

ライダーのコース上での自転車メカニックトラブルや、ときには体調のトラブルにも対応する走行管理ライダー。そして、コース上の危険箇所、注意箇所に立ってライダーを誘導する立哨クルー
いずれも、ライダーのみなさんのコース上での安全を守る上で重要な役割を担う方々です。

走行管理ライダーおよび立哨クルーのそれぞれ現場に携わる方々に、ツール・ド・東北への思い、安全管理の現場についてお話を伺いました。

走行管理ライダー

宮城県自転車競技連盟 事務局長 早坂和広さん

早坂和広さん

私たち宮城県自転車競技連盟は、第1回大会から地元の走行管理ライダーのあっせんや取りまとめ、また大会運営のサポート、アドバイスなどで協力させていただいております。

今年2016年大会では、私たちの連盟を通じては57名の走行管理ライダーが参加します。連盟に加入している方はもちろん、競輪選手の方、自転車ショップの方、大学生まで、幅広い年齢層の方々です。みなさん「東北復興のために開かれる大会に協力したい」という思いで参加される方がほとんどですね。

今年は「より安全な大会を目指す」という大会方針もあり、走行管理ライダーが必ず出席する事前の講習会の内容に救急救命講習を組み入れたほうがよいのではないか、というアドバイスをさせていただきました。
講習会の時間は例年は2時間弱でしたが、今年は3時間。しかし、集まった走行管理ライダーのみなさんは「なぜ3時間も?」という感じはまったくなく、救急救命の話などを含め真剣に聞かれていました。「ツール・ド・東北のライダー方々をバックアップして、気持ち良く走らせてあげたい」というみなさんの思いをとても強く感じましたね。

この大会のおかげか、特に大会前になると以前よりも一般道を自転車で走る方が多くなってきている印象を受けます。また、私たち宮城県自転車競技連盟が主催する「クリテリウム・みやぎ」というロードレース大会でも、年々参加者の方が増えています。

2016年8月下旬に石巻で行われた走行管理ライダー講習会では救命救急の講習も行われました

今後も、ツール・ド・東北をきっかけに、自転車を好きになってくれる人が増えてくれるとありがたいなと思います。そして、いずれもっとたくさんのみなさんに宮城に来ていただいて、宮城を楽しんで帰っていただければそれに越したことはないです。

ライダーのみなさんにはぜひこの大会を通じて宮城県を1日楽しんで、そして、また次の年も来ていただけるとうれしいですね。

8月下旬に石巻で行われた走行管理ライダー講習会の様子
同じく8月に行われた牡鹿半島チャレンジグループライドのコース試走出発前の様子

立哨クルー

石巻市体育協会 事務局長 佐藤昌弘さん

2015年大会時の様子

昨年の2015年大会より、石巻・女川エリア全域の立哨クルーの募集、取りまとめでサポートさせていただいております。昨年は、私たち石巻市体育協会に加盟する団体はもちろん、非加盟の団体や地元の区長会の協力も得て、約100人の立哨クルー体制で運営しました。クルーのみなさんは、普段は競技の審判として活動している方などが多いですね。

私たちが管轄する一帯は、大会の中でも特に交通量が多く、また、約3,700人の参加ライダー全員の方が通過するエリア。各ポイントでライダーのみなさんを安全に誘導するクルーのみなさんには「責任を持って立って欲しい」とお願いしています。

立哨クルーの仕事は、基本的に立ちっぱなしです。また、特に私たちのエリアはスタートとゴール地点の近くなので、立哨時間は早朝から夕方までにおよびます。その点は特に大変ですが、昨年参加したクルーからは「いろいろな知らないライダーの方と『頑張れ!』『ゴールまでもう少しですよ』などと声を掛け合えたのが楽しかった」と聞いています。
今年は昨年の反省も活かしつつ、エリア一帯でより負担なく、より責任を持って臨めるような編成を検討しています。

地元では自転車イベントに接する機会がなかなかないので、このツール・ド・東北は大変ありがたいイベントだと思っています。全国各地から人が集まって、この沿岸部のコースを一緒に走ってくれることはとてもいいことですね。
しかし、事故が発生したり、交通ルールを守らない人がいると、大会も今後続かなくなってしまいます。
私たちの一番の願いは、誰もケガをすることなく、大会が無事に終わること。
みなさん交通ルールを守って、健康に、楽しく完走してください。

2015年大会時の様子
2016年9月上旬に行われた、石巻の立哨クルーのみなさんの打ち合わせにて。写真奥中央が佐藤昌弘さん。