【安全な大会に向けて(3)】全ライダーへの「出走前車両チェック」について

2017年7月12日

ライダーのみなさんが安全に走行できる大会を目指すツール・ド・東北では、ライダーのみなさんに大会当日に向けて準備してもらいたいことをまとめた連載企画をお届けします。

今回、連載第3弾では、「出走前車両チェック」について、そのポイントをご説明します。

車両レギュレーション違反と主催者が判断した場合は出走できませんので、ライダーのみなさんは下記を念頭に大会当日に備えてください。

なぜ出走前に車両チェックを行うのか?

今年で5回目を迎えるツール・ド・東北。過去4回の大会では、自転車の整備不良に起因するトラブルや事故が少なからず発生しました。 タイヤチューブが古いためにパンクしたり、チェーンが古いために切れてしまったり、ブレーキワイヤーが切れてブレーキが利かなくなってしまったり……また、1年に1度のサイクルイベントでしか自転車に乗らない方が、去年乗った自転車をそのままメンテナンスをせずに持ってくる、というケースなども見受けられました。

過去の大会の状況を踏まえ、今大会もライダーのみなさんが例年以上に安全に走行できる大会を目指すため、出走前にスタッフが目視で全ライダーの車両のチェックを実施します

自転車はみなさんの命を預ける乗り物、と言っても過言ではありません。

ご自身が当日楽しく安全に走行するためにも、また、周りのライダーのみなさんを事故に巻き込まないためにも、大会に参加する前に、ぜひご自身の自転車をしっかりと点検してください。

イメージ:アフロ

車両チェックのポイント

具体的にどのように車両チェックが行われるのか、また、ライダーの方に特に注意していただきたいポイントについてお伝えします。

車両チェックの実施について

ライダーのみなさんがスタートに向かう隊列の中に、点検スタッフが立ち、車両をチェックをおこないます。
チェックの際、みなさんにはフロントライトおよびテールライトを点灯した状態にしていただきますので、ご協力どうぞよろしくお願いします。

2016年大会のスタート前の様子
2016年大会のスタート前の様子

車両チェックにおいて注意したい点

では、具体的にどのような点に注意すればよいのでしょうか。
そのチェックポイントについてお伝えします。

各種レギュレーションの詳細については、大会参加規約をご確認ください。

車両レギュレーション

使用可能

<スポーツ> ※タイヤ幅フリー

  • ロードレーサー
  • MTB
  • クロスバイク
  • 小径車(タイヤ径16~24インチ)
  • 軽快車(いわゆる「ママチャリ」)
  • 前後のブレーキおよびフリーハブを装備したシングルギア車
ハンドサイクルは使用可能とするが、必ず登坂等でサポートができる同伴者との参加を必須とする。当該同伴者の使用する自転車は、ハンドサイクル以外の自転車とします。
使用不可
  • リカンベント
  • ピスト(固定ギヤ)
  • タンデム
  • トレーラー(無人・貨物用であっても禁止)

ハンドル形状レギュレーション

使用可能
  • 通常のドロップハンドル
  • フラットハンドル(バーエンドは使用可)
  • ライザーバー
  • ブルホーンハンドル
使用不可
  • DHハンドル
  • クリップオン
  • スピナッチ
  • エアロバー
  • トライアスロンバー
  • 上記のようなドロップハンドルにアタッチメント方式で取り付ける補助バー全般。その他、素早いブレーキ操作の妨げになり、急勾配の路上での操作に不向きなもの。

持ち物・装備・付属品レギュレーション

義務
  • フロントライト(自発光式)
  • テールライト又は反射板
    トンネル内を走行するため自発光式の装着が望ましいです。
  • グローブ
  • ヘルメット
    カスク(簡易ヘルメット)は不可とします。
  • 健康保険証
  • 「奥松島グループライド&ハイキング」に参加する方は、スニーカーなどの歩きやすい靴
    クリート式ビンディングシューズでのハイキングは禁止とします。
推奨

被災地域の復興作業のため、道路上に細かな砂利が散乱しているエリアがあることから、パンクへの対応準備を強く推奨します。
なお、チューブラータイヤは大会ではメカニック対応いたしません。

  • アーレンキー
  • スペアチューブ
  • スペアタイヤ
  • 補給物(水分、補給食など)
  • ボトルケージ
  • サングラス
  • サイクルコンピューター
  • 携帯ポンプ
  • サドルバッグ
  • 泥よけ
  • ウインドブレーカー、雨具など
  • その他、走行に必要な装備

ヘルメットは転倒した際に頭を守るために、必ず装着してください。
また、ツール・ド・東北は他のサイクルイベントと比べてトンネルが多い大会です。トンネルに入ったらフロントライトとテールテールライトを必ずつけてください。
トンネル以外の場所でも、一般道を走行するので、車からの視認性を高くするためにも、できればライトはつけっぱなしにした方が安全です。

自発光式テールライト装着
イメージ

また、より安全な走行のため、事前に自転車ショップなどで車両のメンテナンスを受けていただくことを強く推奨します。
自転車ショップなどで大会前に車両のメンテナンスを受けた場合は、後日公開される「大会参加ガイド」巻末の「事前車両整備シート」にショップの押印を受け、ライダー受付の際に提出してください。

車両チェックをパスできなかったら……

出走前車両チェックで、以上のチェックポイントを満たさず、スタッフが車両レギュレーション違反と判断したライダーの方は、出走が認められません。
出走直前にそのような状況にならないためにも、事前の点検を万全に行ってください。

ライトやヘルメットは会場で購入することが可能ですが、その場合はスタートの列から一度外れて購入していただくことになりますのでご了承ください。
ツール・ド・東北は年々参加ライダーが増えています。トラブルや事故を防ぐためには、みなさん一人ひとりの意識が重要となってきます。 ぜひ安全な大会作りにご協力ください。