ORANGE RANGEがツール・ド・東北のために書き下ろし
ツール・ド・東北の趣旨にご賛同いただいたORANGE RANGEが、
大会のために書下ろしてくれたオフィシャルテーマソング。
新型コロナウイルス感染症のため、
2020年、2021年のリアル大会は中止でしたが
この曲の持っているパワーを多くのライダーや現地で待っている方に届けるために
ツール・ド・東北オリジナルPVを制作。
デジタル配信とともに大きな反響がありました。
2022年大会も引き続き、「Imagine」でツール・ド・東北を盛り上げます。
制作の中心を担ったYOHさんからの新着メッセージとともに、
曲に込められた想いをお届けします。
大会のために書下ろしてくれたオフィシャルテーマソング。
新型コロナウイルス感染症のため、
2020年、2021年のリアル大会は中止でしたが
この曲の持っているパワーを多くのライダーや現地で待っている方に届けるために
ツール・ド・東北オリジナルPVを制作。
デジタル配信とともに大きな反響がありました。
2022年大会も引き続き、「Imagine」でツール・ド・東北を盛り上げます。
制作の中心を担ったYOHさんからの新着メッセージとともに、
曲に込められた想いをお届けします。
石巻でのリアル大会開催に向けての動きの一報が入り、嬉しく思っています。
東日本大震災から11年。東北の"いま"を感じることができる「ツール・ド・東北」が継続し、無事に開催されることを願っております。
地元の方々をはじめ、参加ライダーや大会ボランティア、運営スタッフなどイベントに関わる大勢の人々との想いを繋ぐ交流を楽しみにしています。
YOH(ORANGE RANGE)
東日本大震災が起こる2週間前までライブツアーで東北を訪れていて、その直後に沖縄へ帰ったときに震災が起こりました。つい先日まで訪れていた場所が、震災でどのようになったのか心配で気になり、2011年9月から炊き出しや被災地でのライブなどの支援活動を行ってきました。
東日本大震災が起きるまで、災害は自分にとって身近ではなかったんです。阪神・淡路大震災のときはまだ小学生で、沖縄からテレビ越しに見ていました。
それから歳を重ね、メディアの中の出来事としてではなく、生まれた時代に起きたこととして触れていくこと、自分の目で見に行くことが一番自分のためにもなると思うようになったんです。
歴史では知っているけど、よほど意識していないかぎり時間が経つにつれて話を聞く機会も減って、どんどん遠くなっていってしまう。
だからこそ、自分から行って話を聞くことで分かること、気づけること、行動に移せることがあると思います。
東日本大震災が起きるまで、災害は自分にとって身近ではなかったんです。阪神・淡路大震災のときはまだ小学生で、沖縄からテレビ越しに見ていました。
それから歳を重ね、メディアの中の出来事としてではなく、生まれた時代に起きたこととして触れていくこと、自分の目で見に行くことが一番自分のためにもなると思うようになったんです。
歴史では知っているけど、よほど意識していないかぎり時間が経つにつれて話を聞く機会も減って、どんどん遠くなっていってしまう。
だからこそ、自分から行って話を聞くことで分かること、気づけること、行動に移せることがあると思います。

そういった活動を通じて、地元の漁師さんや自然栽培の農家さんと仲良くなって、獲れたての海の幸、山の幸をごちそうしてくれたり、行くたびに「おかえり」って言ってくれたり。メンバーは聞き取れないイントネーションを僕だけが聞き取れたり……。現地に通うことで、様々な気持ちと向き合いながら日々強く生きている現地の方々とのご縁ができたことは続けてきて良かったことのひとつですね。
今では東北のことをとても近くに感じていますし、この感覚は安易に地理的な距離では測れないものだったりします。日本は自分が生まれた国なので、沖縄でも東北でも、どこでも海を越えて常に繫がっているからこそフラットに音楽を届けたいという気持ちになりました。
今では東北のことをとても近くに感じていますし、この感覚は安易に地理的な距離では測れないものだったりします。日本は自分が生まれた国なので、沖縄でも東北でも、どこでも海を越えて常に繫がっているからこそフラットに音楽を届けたいという気持ちになりました。

石巻、女川、南三陸、東松島……。歌詞に入れさせてもらった各地の地名はツール・ド・東北のコース、エイドステーションとして指定されている場所から選ばせてもらいました。その中にはこれまでの活動などを通じて実際に行ったことのある町も入っていたので、その日のことを思い返しながらの制作となりましたね。
きっと地元の方にとっては歌詞の言葉ひとつをとっても繊細なもので、日によっては心に入ってこない言葉もあると思いますし、それが理解できるからこそ多くの比喩を駆使したりしながら詞を書く必要性があるように感じていましたが、今回、純粋な気持ちで自分でも怖くなるほど考え込まずに歌詞を書けたのは、これまでに地元のネットワークに何度も触れていたことで初めてできたことだと思っています。なので今までに出会った東北の方々にこの場を借りて感謝を伝えたいです。
きっと地元の方にとっては歌詞の言葉ひとつをとっても繊細なもので、日によっては心に入ってこない言葉もあると思いますし、それが理解できるからこそ多くの比喩を駆使したりしながら詞を書く必要性があるように感じていましたが、今回、純粋な気持ちで自分でも怖くなるほど考え込まずに歌詞を書けたのは、これまでに地元のネットワークに何度も触れていたことで初めてできたことだと思っています。なので今までに出会った東北の方々にこの場を借りて感謝を伝えたいです。

「毎年景色が変わっていく」そんな景色の移り変わりや復興への道のりを見るのが楽しみで、リピートで参加するライダーの方も多いと聞きました。ツール・ド・東北のコースや町が、全国各地から集まるライダー達にとっても「ふるさと」のように感じられる場所になったらいいなと。
地元の方々が沿道やエイドステーションで応援しているときも、みんなが笑顔で聴けるような、「ツール・ド・東北っていいね」という気持ちになってもらえるような曲になったら僕も嬉しいですね。
地元の方々が沿道やエイドステーションで応援しているときも、みんなが笑顔で聴けるような、「ツール・ド・東北っていいね」という気持ちになってもらえるような曲になったら僕も嬉しいですね。

沖縄出身の5人組ロックバンド。
2001年に結成し、2002年にインディーズ、翌2003年にメジャーデビュー。2021年に結成20周年のアニバーサリーイヤーに突入。ジャンルにとらわれない自由かつ高い音楽性と、卓越したポピュラリティが話題となり、数々の名曲を送り出し続けている。
YOHが制作の中心を担った楽曲「Imagine」が、ツール・ド・東北 2020、2021、2022年のテーマソングとして起用。
2001年に結成し、2002年にインディーズ、翌2003年にメジャーデビュー。2021年に結成20周年のアニバーサリーイヤーに突入。ジャンルにとらわれない自由かつ高い音楽性と、卓越したポピュラリティが話題となり、数々の名曲を送り出し続けている。
YOHが制作の中心を担った楽曲「Imagine」が、ツール・ド・東北 2020、2021、2022年のテーマソングとして起用。
写真左からYAMATO(Vox) / RYO(Vox) / YOH(Ba) / HIROKI(Vox)/ NAOTO(Gt)
写真左からYAMATO(Vox) / RYO(Vox) / YOH(Ba) / NAOTO(Gt) / HIROKI(Vox)
