TOUR de TOHOKU 2022
Yahoo! JAPAN Yahoo! JAPAN

  • 大会情報

  • コース&エイド

  • エントリー&参加案内

  • ボランティア

  • アクセス

  • 安全コラム

  • よくある質問

東北と自転車大会の歴史

1952年6月4日、国鉄仙台駅前の青葉通り。午前9時の号砲とともに、東北6県9チーム選手の自転車が一斉にダッシュしました。「三笠宮杯東北一周自転車競走大会」の開催です。「きらめく銀輪の一団にオフィス街の窓という窓は鈴なりになって手を打ち振っている…」。当日の河北新報夕刊は、自転車選手が駅伝で駆け抜けた沿道住民の盛り上がりをこう伝えています。

写真:1952年6月4日の第1回大会で、詰め掛けた観衆の拍手と歓声に送られながら国鉄仙台駅前から出発する選手たち
第1回大会で、詰め掛けた観衆の拍手と歓声に送られながら出発する選手たち。東北一周自転車競走大会の歴史が始まった。 (1952年6月4日、国鉄仙台駅前)
写真:1952年6月4日、七北田村大沢地区(現仙台市泉区)の坂道を駆け上がる選手たち
七北田村大沢地区(現仙台市泉区)の坂道を駆け上がる選手たち。東北には未舗装の道路がまだ多く残っていた。 (1952年6月4日)

東北一周自転車競走大会は河北新報社と日本自転車競技連盟の主催で、第1回は東北6県の約1000キロを5日間で走破。一人平均100キロを走る大会は東北の競技力向上に貢献し、1964年の東京五輪自転車競技には、15人中9人の代表選手を東北から輩出しました。また、大会は当時、整備が遅れていた東北の道路事情への理解を高め、改良への世論を高める役割も担っていました。

写真:宿舎で自転車の手入れをする選手たち
宿舎で自転車の手入れをする選手たち。服装や自転車の形に当時の世相がうかがえる。 (撮影日時・場所不明)
写真:1972年9月9日の第1回三笠宮杯東北自転車競技選手権大会で難関のいわき市長沢峠を力走する選手たち
ロードレースが行われた第1回三笠宮杯東北自転車競技選手権大会。難関のいわき市長沢峠を力走する選手たち。 (1972年9月9日)

車社会の到来とともに東北の道路事情も徐々に改善。東北一周自転車競走大会は駅伝方式での開催が難しくなったことから、1971年の第20回で幕を閉じました。1972年からの「東北自転車競技選手権」や「東北地域自転車道路競走選手権」を経て、1993年からは「三笠宮杯ツール・ド・とうほく」に衣替え。各県のコースを転戦するステージ方式で2007年まで続きました。

写真:2005年8月14日のツールドとうほくで三笠宮杯を目指し、白熱したレースを繰り広げる高校生選手
「ツール・ド・とうほく」で三笠宮杯を目指し、白熱したレースを繰り広げる高校生選手。 (2005年8月14日、仙台市泉区)
写真:2005年8月14日のツールドとうほく最終ステージのパレード走行で、仙台市中心部を走る選手たち
「ツール・ド・とうほく」最終ステージのパレード走行で、仙台市中心部を走る選手たち。 (2007年8月19日、仙台市青葉区)

「三笠宮杯ツール・ド・とうほく」は東北6県対抗の枠を超え、実業団や女子にも門戸を広げて開催。特に「自転車の甲子園」を目指して設けた男子ジュニア(高校生)の部には全国から精鋭が集う名門大会に育ちました。その大会の名を冠して2013年に開かれたのが「ツール・ド・東北 in 宮城・三陸」です。歴史を受け継ぎ、サイクリストが東北の大地を駆け抜ける舞台が、被災地の復興支援という使命とともに、再び幕を開けました。

このページの先頭へ戻る このページの先頭へ戻る
  • 大会情報

    • 大会について

      • 大会情報/Event Outline
      • ツール・ド・東北とは
      • 2022年大会
      • 新型コロナウイルス対策
      • バーチャルライド
    • 応援する/ツール・ド・東北サポーター

      • フレンズ
      • パートナー一覧
      • オフィシャルサイクルジャージ
      • オフィシャルテーマソング
  • コース&エイド

    • コース情報

      • 北上フォンド
      • 女川・雄勝フォンド
  • エントリー&参加案内

    • エントリー

      • エントリーについて
      • 応“縁”ライダー
      • 一般ライダー
    • 参加案内

      • 大会参加規約
      • 自転車配送
      • 宿泊
  • ボランティア

    • ボランティア情報
  • アクセス

    • 会場アクセス
  • トピックス

    • お知らせ
    • 読みもの
  • ツール・ド・東北について

    • 東北と自転車大会の歴史
    • フォトギャラリー
  • Facebook公式アカウント
  • Twitter公式アカウント

主催:ヤフー株式会社Yahoo! JAPAN ロゴ

主催:株式会社河北新報社河北新報ロゴ

主管
ツール・ド・東北 2022 実行委員会
共催
宮城県
宮城県教育委員会
仙台市
石巻市
気仙沼市
東松島市
女川町
南三陸町
株式会社三陸河北新報社
特別協力
一般財団法人みちのく創生支援機構
株式会社時事通信社
株式会社共同通信社
運営協力
公益財団法人日本自転車競技連盟
公益財団法人日本サイクリング協会
宮城県自転車競技連盟
宮城県サイクリング協会
宮城県自転車軽自動車商業協同組合
日本赤十字社宮城県支部
石巻赤十字病院
NPO法人石巻市スポーツ協会
オムニインターナショナル株式会社
株式会社ルーツ・スポーツ・ジャパン
株式会社ペダルノート
テクニカル・サプライヤーパートナー
サイクルプラザダイシャリン
株式会社シマノ
株式会社ジャイアント
株式会社早坂サイクル商会
PSソリューションズ株式会社
ヤマハ発動機販売株式会社
協力
一般社団法人アスリートセーブジャパン
石巻専修大学
株式会社ウェザーマップ
株式会社オージーケーカブト
株式会社Clannote
西濃運輸株式会社
フクダ電子株式会社
株式会社文明堂東京
吉本興業株式会社
ROUVY
Wahoo Fitness Japan株式会社
ツール・ド・東北トップページ
  • 会社概要
  • Yahoo! JAPAN
  • プライバシー
  • 利用規約
  • よくある質問

(C)河北新報社
© Yahoo Japan